クリスマスとシナリオ・・・前篇【真っ当な話を少しは】

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この作品は、株式会社トミーウォーカーのＰＢＷ『ＴＷ2：シルバーレイン』用のイラストとして、発注したお客様が作成を依頼したものです。
イラストの使用権は発注したお客様に、著作権は濃茶に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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諸事情により、今まで封印しておりましたＢＵをご紹介。
濃茶さんには、月蜥蜴さんの初ＢＵが完成する直前に依頼してしまい、
何かとご迷惑をかけたのではないかと、気がかりだった逸品です。
ダークな印象ですが、そこがまた私好みでして。
ナイスなＢＵが二枚もあるとどちらを使用しようか、毎日悩んでしまうものです。
すごく贅沢な悩みですね。
事実、ＢＵのリクが通らないと嘆いていた友人から首を絞められました。
彼岸とは意外とすぐそばにあるものだ、と実感いたしました。
以下、クリスマスに届いたリプレイについての記述となります。

どうしてＢＵを封印する必要が？
と、お思いでしょうし語りませなんだが、
今回の依頼が理由でして。
イケメン占い師にご用心！
イセスさん、アルケミラさんとの交流はこの依頼がきっかけでした。

リビングデッドとなった占い師が、今生を謳歌している女性を狙う。
既に三人、この占い師の手にかかり、死肉を食らうバケモノになり果てた、
事は一刻を争う、と言っても過言ではない状況での依頼でした。

・・・どうにも、こういう恋心を食い物にする輩に、私は縁があるらしい。
以前も似たような仕事でしたので、ね。
如何に力を持っていようと、現場にいなければ我々は無力である。
そんな事を、つい、考え、そして怒りに駆られてしまうのは、未熟の証拠かもしれません。

ま、人の命が関わることで諦めが良くなるほど、成熟したくもないのですが・・・・・・ね。
今回、そんな私の青さも許してくれた仲間たちに、感謝を。

さて、ＢＵを封印した理由ですが。
事後はポリ公どもに頼むのが一番手間が無いと判断しました・・・が
・・・ＢＵをご覧ください。








ああ、指紋が丸出しですね。
まぁ、指紋を取られるようなヘマはやっちゃいねぇんですがね、
念のため、指抜きグローブはやめておきました。




・・・しかし、これは聊か考えすぎだった気もします。
むしろ、事後のことばかりを気にし過ぎ、
待ち伏せの段階で闇憑さんの話術を見て、ちと思い至らなかったことが多かったな、と反省しました。

殴り合いばかりが仕事ではない。
対話による力の方が、実際の暴力よりも事をうまく運ぶ。
基本の基本ですが、行動に移せないようでは、どうしようもない。
結局今の私は、力押し以外は出来ないのだな、と思うと情けなくなります。

さて、この依頼がどのように終わりを迎えたか、気になる方はご一読いただきたい。

後編はネタバレ上等で進むつもりですので、御承知下さい。