PBWシルバーレインのPC(プレイヤーキャラクター)
黒山・白児の活動及び報告及び記録
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さて、少し気分を変えて、適当極まりなかった話題を、
今度はきちんと消化したいと思います。
第二の故郷ことプールですが、無論、巨大ロボは居ません。
が、その代り。ここでは平日、昼休みの間だけ秘密の闘技場が姿を現すのです。
今のところ、五回ほど黙示録、BCと参戦しましたが、
すべて違うマップだったかと思います。
と、ここでひとつ、疑問が。
銀誓学園はなるほど、マンモス校を超える巨大校。
プール一つをとっても、その規模は鎌倉に必要か?と思うほどです。
国内最大級と言って差し支えの無いこのプールですが、だからと言って、
40m×40mのマップが10以上入るわけが無い気が。
まだ、巨大ロボの方があり得そうなものです。
この学園の地下構造が大変気になりますが、ここでの深入りは避けておきましょう。
・・・知り過ぎた人間の末路は、大概悲惨ですから、ね。
うん、そろそろ本当に消されそうですから黙りますが。
・・・一般人の目から見ても、おかしな学園だというのに。
今度はきちんと消化したいと思います。
第二の故郷ことプールですが、無論、巨大ロボは居ません。
が、その代り。ここでは平日、昼休みの間だけ秘密の闘技場が姿を現すのです。
今のところ、五回ほど黙示録、BCと参戦しましたが、
すべて違うマップだったかと思います。
と、ここでひとつ、疑問が。
銀誓学園はなるほど、マンモス校を超える巨大校。
プール一つをとっても、その規模は鎌倉に必要か?と思うほどです。
国内最大級と言って差し支えの無いこのプールですが、だからと言って、
40m×40mのマップが10以上入るわけが無い気が。
まだ、巨大ロボの方があり得そうなものです。
この学園の地下構造が大変気になりますが、ここでの深入りは避けておきましょう。
・・・知り過ぎた人間の末路は、大概悲惨ですから、ね。
うん、そろそろ本当に消されそうですから黙りますが。
・・・一般人の目から見ても、おかしな学園だというのに。
グズン、と、鈍い音が廊下に響いた。
音の発信源は、壁とグローブに包まれた拳。
無人の廊下は、よく音を反響させる。たとえそれが鈍い打突の音でも、だ。
間の抜けたエコーに余計苛立ちながら、白児は舌打ちをした。
白児は壁を殴りたくて殴ったわけでは、なかった。
八つ当たりをするような性格ではないのだが、
気がついた時には、既に、拳は動いていた。
痛む拳をさすりながら、どこかで思う。
まだ、足りない、と。
本心で求めていたのは、恐らく、この痛み。
本当に、殴りたかったのは、恐らく、自分自身。
けれど、自分で自分を殴ることは、出来ない。
だから、白児は拳を壁に振るうことで、自分を痛めつけ、その代りとしていた。
――思い返すのは、バトルカーニバル、初戦――
避けようと思えば、避けられた一撃。
迫る炎の魔弾を見て、しかし、白児は避けなかった。
――いつからだろうか――
逃げを打って体勢を崩しては、必殺の一撃は放てない。
だから、避けなかった。
――痛みを甘く見はじめたのは――
詠唱兵器となった制服は、見た目以上に強靭だ。
この三カ月で、白児はそのことを学んだ。
――拳を振るった――
防具を頼れば、攻撃の手はより鋭くなる。
その考え自体は、間違ってなどいない。
――拳は壁にぶち当たる――
だが現実は、合理的な思考に隠れた、わずかな甘えを見逃さなかった。
予想外の衝撃が、走った。
――痛い――
痛みは、強烈な感覚だ。
油断をしていたなら、尚更、心を深く抉る。
――なぜ、これを忘れていた――
回復をしなければ。
意識は既に、必殺の一撃のことなど、忘れていた。
――忘れて、油断して、馬鹿か俺は――
畳み込むように降り注ぐ、炎の魔弾。
間に合うはずもないのに、必死で治療を続ける。
――もし、これがゴースト相手だったなら――
ただ、怖かった。
戦友と交わした約束、プールで会おうという約束が。
――俺は、誰も守れないで終わっていた――
守れずに、ここで倒れることが、何より怖かった。
恐怖は容易く、心を折った。精神はもう、肉体を凌駕するほど強くはあれなかった。
――口先だけなら――
どうとでも言い訳が出来る。
――なんとでも言える――
だが、だれがそれを望む。
――示すべきなのは、言葉なんかじゃないだろう――
・・・覚悟を示さなければ、ならない。
――行動で示さなきゃ、何の意味も無い――
次は、絶対に倒れないと。
示すために、今、ここで言葉にする。
「・・・イグニッション」
――疫神招来、牛頭天王――
否
――「・・・変身ッ! ・・・God of calamity!」――
ぬりぃ甘えは、ここに置いていく。
・・・気ぃ入れ直して、次行くか。
============================================================
この作品は、株式会社トミーウォーカーのPBW『TW2:シルバーレイン』用のイラストとして、発注したお客様が作成を依頼したものです。
イラストの使用権は発注したお客様に、著作権はジョージに、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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音の発信源は、壁とグローブに包まれた拳。
無人の廊下は、よく音を反響させる。たとえそれが鈍い打突の音でも、だ。
間の抜けたエコーに余計苛立ちながら、白児は舌打ちをした。
白児は壁を殴りたくて殴ったわけでは、なかった。
八つ当たりをするような性格ではないのだが、
気がついた時には、既に、拳は動いていた。
痛む拳をさすりながら、どこかで思う。
まだ、足りない、と。
本心で求めていたのは、恐らく、この痛み。
本当に、殴りたかったのは、恐らく、自分自身。
けれど、自分で自分を殴ることは、出来ない。
だから、白児は拳を壁に振るうことで、自分を痛めつけ、その代りとしていた。
――思い返すのは、バトルカーニバル、初戦――
避けようと思えば、避けられた一撃。
迫る炎の魔弾を見て、しかし、白児は避けなかった。
――いつからだろうか――
逃げを打って体勢を崩しては、必殺の一撃は放てない。
だから、避けなかった。
――痛みを甘く見はじめたのは――
詠唱兵器となった制服は、見た目以上に強靭だ。
この三カ月で、白児はそのことを学んだ。
――拳を振るった――
防具を頼れば、攻撃の手はより鋭くなる。
その考え自体は、間違ってなどいない。
――拳は壁にぶち当たる――
だが現実は、合理的な思考に隠れた、わずかな甘えを見逃さなかった。
予想外の衝撃が、走った。
――痛い――
痛みは、強烈な感覚だ。
油断をしていたなら、尚更、心を深く抉る。
――なぜ、これを忘れていた――
回復をしなければ。
意識は既に、必殺の一撃のことなど、忘れていた。
――忘れて、油断して、馬鹿か俺は――
畳み込むように降り注ぐ、炎の魔弾。
間に合うはずもないのに、必死で治療を続ける。
――もし、これがゴースト相手だったなら――
ただ、怖かった。
戦友と交わした約束、プールで会おうという約束が。
――俺は、誰も守れないで終わっていた――
守れずに、ここで倒れることが、何より怖かった。
恐怖は容易く、心を折った。精神はもう、肉体を凌駕するほど強くはあれなかった。
――口先だけなら――
どうとでも言い訳が出来る。
――なんとでも言える――
だが、だれがそれを望む。
――示すべきなのは、言葉なんかじゃないだろう――
・・・覚悟を示さなければ、ならない。
――行動で示さなきゃ、何の意味も無い――
次は、絶対に倒れないと。
示すために、今、ここで言葉にする。
「・・・イグニッション」
――疫神招来、牛頭天王――
否
――「・・・変身ッ! ・・・God of calamity!」――
ぬりぃ甘えは、ここに置いていく。
・・・気ぃ入れ直して、次行くか。
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この作品は、株式会社トミーウォーカーのPBW『TW2:シルバーレイン』用のイラストとして、発注したお客様が作成を依頼したものです。
イラストの使用権は発注したお客様に、著作権はジョージに、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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プールの外で
待ってましたよ。ヒーローを迎えるにはやっぱりこれですよね。はい、喫茶店ではないですが珈琲です。あえて苦めのブラックですよ。
新BU完成、おめでとうございます。ところで、プールのマップについては、やっぱり建築技術でどこかが異界化させられてるんじゃないでしょうか。
……はて、でも除霊建築士が加入したのは学園が出来た後のことですし……?
新BU完成、おめでとうございます。ところで、プールのマップについては、やっぱり建築技術でどこかが異界化させられてるんじゃないでしょうか。
……はて、でも除霊建築士が加入したのは学園が出来た後のことですし……?
お久しぶり、黒山さん
六連・甲です。ブログ、日々楽しみに読ませてもらっていますよ。
そして変身、おめでとうございます。
プールのマップは、確かに不思議ですね?まさか毎回設営しているワケでもないでしょうし・・
そして変身、おめでとうございます。
プールのマップは、確かに不思議ですね?まさか毎回設営しているワケでもないでしょうし・・
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