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PBWシルバーレインのPC(プレイヤーキャラクター) 黒山・白児の活動及び報告及び記録
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b55947_icon_4.jpg書きたい事が多過ぎます。

このところ、忙しい日々を過ごしているせいか、
書き留めておきたいと思う事件は、本当に尽きません。
それだけ毎日が充実しているということの裏返しなのですが、
悔しい事に、私の身体は一つしかない。
こういう時、身体がもう一つ二つあればと思います。

泣き言はともかく、
少しでも多くの事柄を消化したいですからね。
今後の計画でも立てておくとしましょう。
今のところ、さっと思いつくのはこんなところでしょうか。


・アランさんの誕生日
・依頼、ガラスにのせられし怨言
・依頼、火葬パーティ
・新GT
・バレンタイン
・LV50到達
・白虎拳士
・他たくさん



ふむ、少しずつ消化していきますかね。

「・・・遅くなったな」
電光掲示板の時計と時刻表を見比べると、
終電までは、あと2時間ほどだ。
白児は短くため息を漏らした。
「あんま、のんびりはしてらんねぇか、こりゃ」
口をついた言葉に、自分自身で驚いた。
のんびりするつもりなど、はじめからないだろうに、と。

『大いなる災い』との戦いを終わると、白児はすぐさま駅へと向かった。
イグニッションを解くことこそ忘れなかったが、
用意していた私服に着替えず、
制服姿のまま、白児は走っていた。
巨大な敵と対峙し、自分も仲間と共に生還できたという喜び、
命を落とした者もいたと知った悲しみ、
そのどちらも、けして小さな感情ではなかった。
だが同時に、更に大きなものも、白児の胸中には渦巻いていた。
恐怖。
下賀茂温泉にて、白児は妖獣の恐ろしさを改めて感じた。
ただ戦うとしても油断の出来る相手ではないが、
その力が一度、能力者以外へと向けられた時、何が起こるか。
ドリルモグラによってボロボロにされた道路が、その答えだった。

そんなはずはないと、思う。
――『大いなる災い』は、確かに倒した。妖獣が人里に進行することはもはや不可能だ。
だがもしかすると、とも思う。
――はぐれた妖獣が一匹でも街に入り込まないと、どうして言いきれる。
街は何ともない。
――家が無事だと言う保証はあるか。
消防車や救急車が走っているようには見えない。
――家の中に入り込んでいたら、誰が気づける。
楽観的な見方も、悲観的な見方も、決定力に欠けるという意味では同じだ。
考えても仕方が無いのに、考えずにはいられない自分に、苛立つ。


「あらあら、おかえりなさいね、白児ちゃん」
「おう、帰ったか糞餓鬼」
「なんで外にいるんですかあんたらは!?」
玄関を開けるまでは、と覚悟を決めていただけに、
思わぬ肩すかしに絶叫した。
「糞餓鬼、近所迷惑って知ってるか? まぁいい。ん」 
「? なんですか、その手は?」
「あん? 決まってんだろ、鳩サブレはどうした?」
「それが目当てかクソジジィ!?」
「・・・無いの?」
「ばあちゃんまで!?」
心配が杞憂に終わったのだから、喜んで良いはずなのに、
どこか複雑な気持ちになるのは何故だろうか。

いや、本心を言えば、白児はこの上なく喜んでいたのだろう。
妙な緊張感とは裏腹に、いつもと変わらず口の悪い祖父に、
いつもと変わらず何かずれた祖母とのやりとりは、
ここが変わらず、日常を保っているという何よりの証拠なのだから。

そしてその気持ちは、祖父母とて同じだった。

「ま、元気そうで何よりか」
言ったのは、祖父だった。
目を丸くする白児に、祖父は視線を背けると、
「みょーな電話してきたのはおめぇだろが?」
「あ・・・」
「あー、なんでもねぇならそれでいんだよ。明日も学校だろが、とっとと帰れ帰れ」
「・・・・・・」

やはり、と白児は思った。
やはり、この人は、自分の親なのだな、と。
背伸びをして、守りたいと思って心配をしても
結局のところ、守られているのも、心配されているもは自分なのだ。
だからこそ、思う。
この二人を守ることができて、良かった、と。

「それじゃ、帰りますかね」
「あら、もう?」
終電が近いので、と口では言ったものの、
白児が帰りを急いだ本当の理由は、少し違った。
学園に戻って、皆の顔が早く見たくなった。
この二人を守ってくれた人たちの顔を。
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よかったね
白児くん。
(いつもとはちょっと違う優しい笑顔で)
アルケミラ URL 2009/02/18(Wed)18:19:24 編集
・・・本当に。
・・・ありがとう、な。
(視線を逸らして、頬を掻きつつ)
黒山・白児 URL 2009/02/20(Fri)00:03:09 編集
ぜひ
同行感想(連携など)語っていただけたら・・・>白虎
2009/02/20(Fri)23:06:53 編集
お任せを
明日あたり、
チャレンジしてみようかと思います。
意外とクセがあるので、なかなかに面白い。
黒山・白児 URL 2009/02/21(Sat)00:00:24 編集
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